| Aug 2005
8月30日
ネットショップを始めて3年目になります。流行なのか当ショップも多少は認知されてきたのか去年は9月末頃から動いてきたウェスタンが今年はお盆前後から突如注文が増え、現在色切れサイズ切れでお客様にご迷惑をお掛けしています。確かに数年前と比べると格段にウェスタンを履いている人を見かけます。ブーツは寒くなってからという昔の定説はどこへやらまだ暑い時期にも履きこなしている人も見掛けます。一応小さな靴ブランドとしてネット販売している身ですが、常に新しいデザインを提案しているアパレルやメーカーとは違い、長く履ける定番品を作っているので実は世の中の流れにちょっと疎い。急遽只今増産していますがなかなかウェスタンは出来上がるまで時間がかかるのです。
ウェスタンが出来る工程としては、まず革を裁断して裏を張り合わせ刺繍屋に出します。この刺繍は特殊な機械でしか出来ないのでやれるところが限られておりその分時間がかかります。刺繍が上がってきたら今度は製甲(縫製)職人に出して上の写真の様な筒状に縫い合わせてもらいます。通常はこの状態でストックしておいてお客様からの注文が入ってきてから真ん中の写真のように木型に入れて機械でつり込みます。実際に会社の方に試し履きに来ていただいたお客様にはお分かり頂けると思いますが、当社は事務所的なスペースは殆どなくほぼ機械が置いてある作業スペースなので製品の状態でストックしておく場所が限られています。ご注文・入金していただけてもすぐに発送できないのはこういう事情があるのと、製品でのストックをしておくと時間の経過で靴がゆがんできますので、出来るだけ鮮度の高い商品をご提供したいという思いがあってのことなのです。そしてそのつり込んだ状態が下の写真でこれに本底を付けて圧着します。
自社内でやれる部分は土日もフル稼働して進められるのですが、刺繍など外でやる部分はなかなか時間がかかるのが辛いところです。また現状の価格を維持していくために革をまとめてタンナー(革の鞣し工場)に発注したり、刺繍も数をまとめて発注したりとなかなか小回りが効かずお客様の個々の要望に応えられない状態で心苦しい。入荷状況は分かり次第ホームページ上に載せていくように致しますので、仮予約等のご希望があれば直接メール頂ければと思います。(店主)
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